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GOTEK FDD Emulator の FF仕様(導入編2)

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アダプタが不要な方法を試してみました。  ・FlashFloppy Firmware Programming  https://github.com/keirf/FlashFloppy/wiki/Firmware-Programming                    (Method 2: USB Programming) 前準備  1.GOTEKにピンヘッダをハンダ付ける   ※ピンヘッダは付けなくてもできます     2.GOTEKのピンヘッダ、”BOOT0” と”VCC3V3”、”TX”と”+5V”をショートする(ジャンパを付ける)   ※ピンヘッダを付けなかった場合はジャンパーワイヤなどでショートします    ・秋月電子    http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-09831/     3.FlashFloppyのサイトからファームウェアを入手する   ・FlashFloppy      https://github.com/keirf/FlashFloppy/wiki/Downloads                (Latest Release の “Download”から入手)  4.GOTEKの書き換えソフトを入手してインストールする   ・STSW-STM32080   http://www.st.com/ja/development-tools/stsw-stm32080.html    ページ下の”ソフトウェア入手”をクリックして、メールアドレス等登録後にダウンロード可能    ダウンロードしたファイルをインストールします 書込み用ファイルを作成 ※FlashFloppyの”v0.9.19a”からは”dfu”ファイルが同梱されていますのでこの作成は不要です。  1.Dfu file manager(Windowsのメニュー –> stmicroelectronics)を実行     2.”I want to GENERATE a DFU file from S19, HEX or BIN files”を選択で、[OK]をクリック  3.”Injection”枠内の [S19 or Hex] をクリック、”FF_Gotek-v(バージョン番号).hex”ファイルを選択    ※FlashFlop

PC-98DO で PS/2 キーボード を使う

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 PC-98DO/DO+ のキーボードは専用品(専用キーボード)がありますが、他のPC-98シリーズのキーボード(98キーボード)を使用することも可能です。専用キーボードの入手はなかなか大変ですが、98キーボードは割りと入手しやすいです。(L型のプラグだと物理的に差し込みが難しいなどの問題はあるようです)  ただ、専用キーボードではない場合 98モードで使用している分には問題ないのですが、88モードの場合に一部のキーが使用できません。   88モードで確認した使用できないキー   ・INSDEL(後退)  入力文字を削除するキー。   ・PC       88モードのBIOS設定画面を開くためのキー。専用キーボードでは[GRPH]キーで代用。            98キーボードにも[GRPH]キーはあるが機能しない。   ・F6~F10    ファンクションキー。ただし[SHIFT]+[F1]などで代用可能。  88モードを使用するにあたって必須と言えるキーが含まれます。  88モードでも98キーボードが使えると言うことは、ハード的には同じでキーコードが一部異なるだけの可能性が高いと推測。残念ながらPC-98DO/DO+のキーコードの情報を見つけることはできませんでしたが、他の98のキーコードは判りました。  そして、ありがたい事に PS/2 や USB キーボードをPC-98に接続するためのアダプターの作成方法を公開してくれいている方々がいます。  今回、m.sawada さんが公開されている、GKA-AT98 を作成しました。  ・まごの手本舗   http://www.tsp.ne.jp/~sawada/mago/           (製品カタログ GKA-AT98 –> 製作用資料と開発ノード) 完成    動作確認後、本題の98DO/DO+独自キーを探すために、他の98のキーコード表では空白(割り当てがない)になっているキーコードを、GKA-AT98 のソースのキーテーブルで割り当て、試していったところ、目的のキーコードが判りました。これで設定や文字削除が可能になりました。   PC-98DO 88モード用の追加キーコード  ・INSDEL(後退)   7Bh  ・PC        75h  ・カナ?      76h GKA-AT98(gka

PC-98DO 二次バッテリー付近の配線

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バッテリー液による腐食で断線しまくりだったのでパターンを追って調べたときの写真です。 断線部分はポリウレタン銅線をハンダ付けして取れにくいようにホットボンドで固定。画面表示がちゃんと出るようになりました。 ジャンパした写真   配線を調べた写真。同一アルファベットが接続します。              

PC-98DO のコンデンサ

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一枚のボードにPC-98とPC-88が載っています。写真撮り忘れましたが裏側も表面実装部品だらけでした。 メイン 種類 電圧(V) 容量(μF) 個数 備考 アルミ電解コンデンサ リード形 50 10 3       50 4.7 5       50 1 1       50 0.47 1       25 220 3       25 100 1       25 47 1       16 220 1   電源 種類 電圧(V) 容量(μF) 個数 備考 アルミ電解コンデンサ リード形 200 680 1 Φ25     50 100 1       50 10 2       50 0.47 1       25 560 1 Φ10     25 100 1       25 47 1       10 1500 2 Φ10

GOTEK FDD Emulator の FF仕様(オプション編)

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オプション機能を付けたGOTEK         Flash Floppy の Wikiページの図が見やすくなったのでそちらも参照願います。  ・FlashFloppy – Hardware Mods   https://github.com/keirf/FlashFloppy/wiki/Hardware-Mods OLED画面  機能:ファイル名など文字表示できるようになります  GOTEK に最初からついてる画面をOLED画面に取り替えます。  該当するピンを間違えないように付け替えるだけです。  ※ OLEDによってピン配置が異なる場合があります。    交換後に、電源を入れても画面が映らない場合・・・後述参照 LCD画面  機能:ファイル名など文字表示できるようになります  LCD画面を付ける場合は抵抗のハンダ付けも必要です。  詳細は、FlashFloppyのWikページ参照  ・FlashFloppy Hardware Mods  https://github.com/keirf/FlashFloppy/wiki/Hardware-Mods 圧電サウンダ  機能:フロッピーの読込/書込み時などに音が鳴るようになります  圧電サウンダと、ジャンパー設定の”JB”をジャンパーワイヤで接続します。   セレクトボタン  機能:ボタン押下でディスクの挿入/取出しなどできるようになります  タクトスイッチと、ジャンパー設定の”JA”を ジャンパーワイヤで接続します。  (「圧電サウンダ」項目の写真参照) ロータリーエンコーダ スイッチ  機能:ダイヤルを回してファイルを選択、スイッチ(ダイヤル押下)で挿入/取出しができるようになります  ”JA(SW/GND)”と”JK(DT/CLK)”からリード線でロータリーエンコーダに接続します。 写真のGOTEKは”JK(DT/CLK)”にピンがありませんでしたがピンが付いている場合もあります。  “DT/CLK”はロータリーエンコーダの”A/B”のどちらに接続しても大丈夫です。違いはダイヤルを回したときの選択移動方向が変わります。 ※ロータリーエンコーダによってはピン配置が異なる場合があります。   OLED画面にしたが映らない場合  ・OLED画面とGOTEKの相性?が悪い  相性が悪いとGOTEKの電源を入れてもOLE

GOTEK FDD Emulator の FF仕様(使用方法編)

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使用方法は 3種類 あります。  ・ Native mode     設定ファイル不要。 FlashFloppy の標準モード。  ・ HxC Indexed mode  HxC仕様 GOTEK の Indexed modeと同じ使い方。             (「 GOTEK FDD Emulator の HxC仕様(使用方法編) 」参照)  ・ HxC Autoboot mode  HxC仕様 GOTEKの Autoboot modeと同じ使い方。             Amigaなど主に海外レトロPC向けなので、ここでは説明省略。 0.ジャンパの設定  GOTEKが1台の場合、ジャンパピンを”S1”から“S0”に変更  GOTEKが2台の場合、1台はジャンパピンを”S1”から“S0”に変更   1.Native modeの画面による違い  ・ 7セグメントLED画面  元からついている画面  ・ OLED画面       オプションでOLED画面を付けた場合 2.フロッピーディスクイメージ形式  複数のイメージ形式に対応していますが、判らなければHFE形式に変換するのが良いと思います。  変換方法は「 HxC Floppy Emulator の設定・使い方 (ソフト編) 」を参照   拡張子を”.HFE”として任意のファイル名が可能  GOTEKの画面では以下のように表示されます。  ・ 7セグメントLED画面    ファイル名ではなく、順番に数字で表示されます  ・ OLED画面    ファイル名が表示されます 3.操作方法   左ボタン/右ボタン :ファイルを変更    2秒ほど操作をしないと自動的にディスク挿入状態になります   ディスクの取り出しはファイル変更で対応   ※設定ファイル(FF.CFG)で”twobutton-action = eject”にすると左右同時押しで”挿入・取り出し”にできます   セレクトボタン (オプション):押下で挿入・取出しが可能 4.設定ファイル(FF.CFG)  ”Native mode”の設定はGOTEKのメモリ内に保存されているので通常、設定ファイルは不要ですが、設定ファイル(FF.CFG)を使うことで、FlashFloppyの設定(メモリ内)を変更することができます。  設定ファイルを USBメモリに入れ

GOTEK FDD Emulator の FF仕様(導入編)

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 GOTEK FDD Emulator に FlashFloppyのファームウェア(FW)を導入すると、HxC Floppy Emulator に近い機能が使えるようになります。ただし、2017年12月現在エミュレートできるのはFDD1台分です。 FlashFloppy は無料で導入可能です。 ※試していませが Wikiには別の方法でのブートローダ書き換えも紹介されています。  その方法ならアダプタやハンダ付けが不要でできるようです。 アダプタ不要の方法(参照「 GOTEK FDD Emulator の FF仕様(導入編2) 」)  ・FlashFloppy Firmware Programming  https://github.com/keirf/FlashFloppy/wiki/Firmware-Programming                    (Method 2: USB Programming) 前準備  1.FT232RL USB TTL 変換アダプタと GOTEKにピンヘッダをハンダ付け  2.FT232RL USB TTL 変換アダプタを 3.3V にする(ジャンパを付ける)       3.FlashFloppyのサイトからファームウェアを入手する   ・FlashFloppy       https://github.com/keirf/FlashFloppy/wiki/Downloads                (Latest Release の “Download”から入手)  4.GOTEKの書き換えソフトを入手する   ・STM32 Flash loader demonstrator   http://www.st.com/ja/development-tools/flasher-stm32.html    ページ下の”ソフトウェア入手”をクリックして、メールアドレス等登録後にダウンロード可能    ダウンロードしたファイルをインストールします。 接続  1.GOTEKのピンヘッダ、”BOOT0” と”VCC3V3”をショートする(ジャンパを付ける)  2.アダプターとGOTEKを接続する   +5V  <–>  +5V  (外部から電源を取る場合は接続不要)   GND <–>  GND  (外

HB-F500 (MSX2) のコンデンサ

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内部写真       コンデンサ メイン 種類 電圧(V) 容量(μF) 個数 備考 アルミ電解コンデンサ リード形 50 3.3 1       25 4.7 4       16 47 4       16 10 1       6.3 470 1       6.3 33 1   サブ1 種類 電圧(V) 容量(μF) 個数 備考 アルミ電解コンデンサ リード形 25 4.7 4       16 100 3       16 47 2       10 470 4       10 100 4   サブ2 種類 電圧(V) 容量(μF) 個数 備考 アルミ電解コンデンサ リード形 50 1 2       50 0.47 1       16 330 1       16 10 5       10 100 4       6.3 470 1 小型 サブ3 種類 電圧(V) 容量(μF) 個数 備考 アルミ電解コンデンサ リード形 25 4.7 2       6.3 47 2   電源 種類 電圧(V) 容量(μF) 個数 備考 アルミ電解コンデンサ リード形 35 470 1       25 1000 1       16 2200 1       16 100 2       10 100 1     FDD 種類 電圧(V) 容量(μF) 個数 備考 アルミ電解コンデンサ リード形 50 3.3 1