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3月, 2019の投稿を表示しています

PC-8801 / PC-88VA エミュレータ用ROMの吸出し (FDDエミュレータ編)

 既にFDDエミュレータを使用している人を対象とし、ROM抽出用イメージファイルの作成、イメージファイルからのROMデータの抽出方法のみ説明します。ディスクイメージが配布されていれば楽なのですが。。 ※現在ブログアップツールエラーで画像投稿できてません。 用意するツール ・l3diskex(l3s1basic_win32_xxx.zip)  日立 ベーシックマスター レベル3 マーク5 / S1   http://s-sasaji.ddo.jp/bml3mk5/  (“L3DiskEx” –> “ダウンロード(Downloads)”) ・HxC Floppy Emulator(HxCFloppyEmulator_soft.zip)  HxC2001         http://hxc2001.free.fr/floppy_drive_emulator/  (“Download” –> “Softwares and tools”) ・dd for windows(dd-0.5.zip)  chrysocome.net       http://www.chrysocome.net/dd    PC-88VA/2/3 エミュレータ   88VA Eternal Grafx(VA-EG)  ・pc88.gr.jp( 88VA Eternal Grafx )        http://www.pc88.gr.jp/  ダウンロードサイトから入手できる”VAEGTOOL070422.LZH”内の”GETROMVA.EXE”を使用します。  PC-Engineが別途必要です。持ってない場合は「 PC-88VA PC-Engine ディスクの入手 」。   1.抽出用ディスクイメージの作成  (1)”l3diskex”を起動し[新規]を開く  (2)以下のように設定し[OK]で作成    カテゴリー :MS-DOS    テンプレート:2HD 77トラック・・<中略>・ PC-9801 DOS/Human68k用]  (3)ツリーの(名前なし)をクリック、”情報”が表示されるので[OK]を押す  (4)メニューの”ファイル(F)” –> “BASIC用にフォーマット(F)”選択、[OK]で進めるとディスクが作成される  (5)メインの枠内に”GE

PC-8801 シリーズ CDOS-II フリー版の作成 (L3 Disk Eplorer編)

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 CDOS-II フリー版はPC-8801シリーズでの標準的なOSとして使われているようです。  今から必要になる人はあまりいないかもしれませんが” L3 Disk Explorer ”が便利なので紹介を兼ねて。  今でも便利なツールを作成・更新されている方々には感謝です。 用意するもの ・ CDOS-II(フリーソフトウェア版) ジェネレーター    PC88.gr.jp               http://www.pc88.gr.jp/    (“Software Library” –> 検索”V2モード” –> “ CDINST ”) ・ L3ディスクエクスプローラ (L3 Disk Explorer)    日立 ベーシックマスター レベル3 マーク5 / S1     http://s-sasaji.ddo.jp/bml3mk5/    (メニュー” L3DiskEx ”) ・ 大ハッスル!SFハレハレ三銃士 (同人ソフト)    Lowreso Free Soft Page.         http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-SanJose/2330/index.html    ([Page.2] –> “ 【TKO's PC88 Soft Disk Image】 ”)   2019年3月31日(Yahoo!ジオシティーズ終了)後は多分 Internet Archive 。 ほか  ・エミュレータで作業する場合はエミュレータ動作環境  ・実機の場合はFDDエミュレータやフロッピーディスク(FD)への書き戻し環境 手順 1.CDOS作成用ディスクの作成   (1) ”l3diskex.exe”を起動   (2) ”HARE.D88”(「 大ハッスル!SFハレハレ三銃士 」のディスク)を”l3diskex”にドラッグ&ドロップ   (3) ツリーの”(名前なし)”を選択、ファイル一覧のファイルを全て選択して削除        (4) ”CDINST”のファイル群のうち最初に”CDINST. BAS ”だけを”l3diskex”にドラッグ&ドロップ   ファイルの種類が”バイナリ”になっていると思うので” アスキー ” に変更 して[OK]を押す。      (5) ”CDINS

PC-88VA の SASI HDDイメージ内ファイル操作 (DiskExplorer編)

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 RaSCSIで使用しているSASIハードディスク(HDD)イメージ(HDF形式)は DiskExplorer でディスク内ファイルの操作(追加・削除等)が 可能です。  ・ 実験室P         https://hp.vector.co.jp/authors/VA013937/index.html   (“Softwares” –> “ DiskExplorer ”)  HDF形式は元々X68000エミュレータ用なので”Human68k HDD”が自動で選択されますが PC-88VAのイメージは正常に読み込めません。  PC-88VAエミュレータ” VA-EG ”で使われているHDDイメージ HDI形式 についての方法が フォーラム サイトに書かれていますので少し・・・と言うか1箇所(開始位置)だけ変更すればOKです。  ・ PC88.gr.jp          http://www.pc88.gr.jp/   (“フォーラム” –> “全般” –> “ VAEG TIPS ホストOSとVAEG内ファイルシステムとのファイル交換 ”) 手順 ※40MBのHDDイメージの場合です。20MBの場合は上のリンク先の数値に置き換えてください。 1.DiskExplorer(editdisk.exe)を起動してHDDイメージ(HDF形式)を選択 2.”(Manual FD)”を選び[OK]を押す 3.以下のように入力し[OK]を押す 開始位置 :0 (“HDI”形式は4096) ファイルシステム :DOS   FAT種別 :FAT12 FATの位置 :1024   FATの数 :2   FATサイズ :4096   ルートの位置 :9216   データ領域の位置 :107520   クラスタサイズ :16384   総クラスタ数 :2468 4.DiskExplorerが開いたらドラッグ&ドロップなどでファイル操作可能です。  ※操作内容は即HDDイメージに反映(保存)されます。    因みにPC-Engineで設定されたファイル属性(“システムファイル”や”隠しファイル”など