投稿

1月, 2020の投稿を表示しています

060turbo と MC68060 のバグ(errata)

イメージ
MC(XC)68060の機能による分類 (「 WIKIPEDIA 」より) ・ 68060   フルスペック版(以降 FL版 )     MMU 、 FPU を 内蔵 ・ 68LC060  Low Cost版(以降 LC版 )      MMU を 内蔵 、FPUなし ・ 68EC060  Embedded Controller(以降 EC版 ) MMU、FPUなし リビジョン(rev)  性能を向上させたりバグ(errata)を修正した場合に数字が変わっている。SI(システム情報表示ソフト)等で確認可能。”XEiJ”のROMの場合はBIOS画面にも表示される。     参考: 「 060turbo 用 ROMの作成 (XEiJ フルパッチ) 」 遭遇したrev1のバグ(errata)によると思われる不具合 その1 :128MBのSIMMが使えない(かも)  060turboに128MBのSIMMを使用した場合、Human68kのメモリ容量を確認するコマンド”memfree”でエラーが頻発して場合によってはフリーズしてしまいました。”かも”としたのはrev1 + 128MBのSIMMの組み合わせでは簡単な動作確認しただけで”memfree”以外での動作に影響があるかは不明なためです。  rev1 + 32MBのSIMMでは”memfree”でエラーは発生せず今までのところHuman68kで動作するソフト(ゲームやユーティリティ)等でエラーが発生するなどは特に無かったです。  “rev4(LC版)””rev5/rev6(FL版)”では128MBのSIMMでも”memfree”でエラーは発生しません。   その2 :NetBSD/x68kが起動できない。  これは 32MBのSIMMでも起動できませんでした。起動途中にエラーが発生、デバッガが表示され止まってしまいます(画像左、中)。  “rev5/rev6(FL版)”では正常起動します(画像右)。”rev4(LC版)”は試していません。 ※NetBSD/x68kは060のFL版専用だと思っていて”rev4(LC版)”は試していません。このブログを書くにあたりサイトを確認したらMMUがあるLC版でも大丈夫そう?       経緯  68060のバグを疑うきっかけになったのは128MBのSIMMを入手したことでした。128

X68000 (初代) のコンデンサ

イメージ
※この初代はクロックアップ改造の跡があり底基板には5MHzのOSCが付いてました。 メイン 種類 電圧(V) 容量(μF) 個数 備考 アルミ電解コンデンサ リード形 50 2.2 3       50 1 3       50 0.47 1       16 470 1       16 100 6       16 22 1       10 470 3       10 100 1       6.3 2200 1 Φ12x20 サブ 種類 電圧(V) 容量(μF) 個数 備考 アルミ電解コンデンサ リード形 16 100 1       16 47 1   底基板 種類 電圧(V) 容量(μF) 個数 備考 アルミ電解コンデンサ リード形 50 4.7 10       50 1 2       50 0.47 3       16 330 1       16 100 2       16 47 5       16 10 3       10 470 1       10 330 1       10 100 5   電源 種類 電圧(V) 容量(μF) 個数 備考 アルミ電解コンデンサ リード形 200 470 1 Φ30x35     50 4.7 1       50 2.2 1 両極性     35 2700 1 Φ18x35     35 470 1 Φ10x30     25