投稿

10月, 2020の投稿を表示しています

X1 / X1 turbo の デジタルRGB 表示

イメージ
 X1/X1 turbo の デジタルRGB表示 には 水平ブランキング問題 なるものがあるらしく、抵抗器を使った 簡易 デジタル・アナログRGB 変換ケーブル では一部のソフトで 正常に表示ができない場面がある ようです。 ※ デジタルRGB入力端子のあるモニターへの通常接続では問題は発生しません。 ※ turbo Zシリーズの アナログRGB端子での接続でも問題は発生しないようです。 ※X1 G/twinでは簡易変換ケーブルでも問題は発生しないようです。 例: X1Fのデモソフト(左:簡易ケーブル、右:コンバータ)      と言うことで、 正常に表示できる デジタル・アナログRGB変換が可能な Oh!石 さん( @oec_Nibbleslab )が製作、公開されている” RGBI対応アップスキャンコンバータ ”を作成しました。 ・ Nibbles lab. - Oh!石のホームページ        http://cwaweb.bai.ne.jp/~ohishi/index.htm  (“研究成果・途中経過報告” –> “ RGBI対応アップスキャンコンバータ ”)   手間取ったことなど (初心者向け(?)) (1) FPGAのJP1をカットする (2) FPGAデータの書き込みには専用の書き込みケーブルが必要 (3) 書き込みソフト(iMPACT)の修正 (4) 書き込み時にFPGAへの給電が必要 (5) デジタルRGB角形コネクタが無い (6) 4kΩの抵抗が手に入らない 詳細 (1)FPGAのJP1をカットする  FPGAに コンフィグレーションメモリ(XCF02SVO20C等)(以下CF ROM)を取り付けた場合 JP1をカット する必要があります。マルツで購入できるのはCF ROM付きのようなので最初からカットされているかもしれません。   (2)FPGAデータの書き込みには専用の書き込みケーブルが必要  FPGAへの書き込みには XILINX の プラットフォーム ケーブル というのが必要です。今回使用したのは安価な中国製でしたが書き込みできました(うまく行かない場合は問題がどこにあるか判りにくくはなります)。  ・ XLINX プラットフォーム ケーブル USB II (3)書き込みソフト(iMPACT)の修正  書き込みだけなら ISE