X1 turbo 10 に 30 の FDD I/F を付けたが認識せず

 X1 turbo model 10 に、model 30 の FDD I/F を付けてみましたが認識してくれませんでした。
 model 30 の FDD I/F
 model30_0a

 model 10 と model 30 の違いは、フロッピーディスクドライブ(FDD)のかわりにデータレコーダ内蔵というだけでなく、拡張端子がほとんど非搭載となっています。
 model 30 と比較して非搭載なもの
  ・内蔵FDD(かわりに、データレコーダ内蔵)

  ・外部FDD端子
  ・RS-232C端子
  ・マウス端子
  ・デジタルテロッパ機能
  ・グラフィックRAM(G-RAM)が半分

 中を見てみると、メイン基板とその上のサブ基盤(こっちがメイン?)は両モデル共通で、model 10 のほうが端子やらメモリやらが付いていない状態になっています。
model 10 model 30
model10_1aa model30_1aa
model10_2aa model30_2aa

 G-RAM は ICそのものを買ってきて空いているところにハンダ付けすれば認識されるので、結構やっている人はいたようです。
 RS-232Cについても
追加したという話がありました。
  ・Oh!石@RetroPC.NET シャープ博物館  http://retropc.net/ohishi/museum/index.htm
                       (展示品一覧 X1turbo model10)
 しかし、FDD I/F を付けたと言うのは見つかりませんでした。まぁ、model 30 を潰して、model 10 を拡張するとかないでしょうし。。

 今回は、パーツ取り用の model 30から、G-RAM、RS-232Cまわり、FDD I/F 等を移植して、12V 電源も入れてみたりしましたが、FDDは認識してくれませんでした。
 ・DC-DCコンバータモジュール(+12V/-12V)
    Strawberyy Linux  https://strawberry-linux.com/catalog/items?code=12071

 model10.5_1a

 model 10 と model 30 では、データレコーダ制御関連のROMの内容が違う(内蔵用、外付け用)と言うことなので、FDD もそうなのかもしれません。または移植がうまく言ってないのかもしれませんが、現状、それを確認する技術も知識もないため、この方法は行き詰まりました。

 ただ、model 30 の FDD I/F を拡張ボードとして使用できたので別記事に書きます。

<参考>
・X1EMUとPadKey98のページ(掲示板)  http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-SanJose/3949/
・X1センター(掲示板)          http://www.x1center.org/

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