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2月, 2023の投稿を表示しています

PC-9801 / 9821 で ArdSCSino を使う

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※特に記載がない限り、ArdSCSino は ArdSCSino-stm32 のことです。 ※以下の内容は 2022/09/10 のソースをビルドしたものを使用しています。他のバージョンでは設定等 異なる場合があります。 「 SCSI / SASI エミュレータ の ArdSCSino を導入 」 PC-9801/9821のHDDインターフェース規格は多数あるようですが、 ArdSCSinoは SCSI 接続対応 です。 ArdSCSino_98SASI を使うと SASI 接続も使用できるようです 。 SCSI 接続の場合   ※SCSI端子から電源を取るタイプの ArdSCinoでは BluePillに外部電源は不要です。   ※SDカードのフォーマットは FAT32 か exFAT を使用しますが、exFATの方がパフォーマンスが良いらしいです  ArdSCSinoで使うSDカードに ハードディスク(HDD)イメージ と” scsi-config.txt ”を入れます。  HDDイメージファイルは RaSCSI用の HDN 形式が使用できます。HDN形式は、PC-98x1エミュレータ Neko Project 21/W (np21w)で作成(使用も)できます。  作成したHDDイメージは入れ物だけなので、エミュレータまたは実機でフォーマットする必要があります。  np21wでフォーマットした場合は、PC-9801-55ボード(55互換)形式のHDDイメージとなるようです。 ・ Neko Project 21/W          https://simk98.github.io/np21w/ (メインコンテンツ ”なんかくれ”) HDDイメージの ファイル名 は以下のようにします。 例: HD00_512MS-DOS.HDS HD10_512Data.HDS ・ 先頭 “ HD ”は固定 ・ 次の数字は SCSI ID と LUN ID を指定。SCSI ID は 0~6 、LUN ID は 0 を指定します。 ・ SCSIハードディスクイメージの場合は” _512 ”を指定。CD-ROMイメージは使えないようです。 その後は任意で文字を付けられます。 ファイル名は 拡張子までを含め 最大32文字 です。 ” scsi-config.txt ”ファイルの内

X68000 / X68030 で ArdSCSino を使う

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※特に記載がない限り、ArdSCSino は ArdSCSino-stm32 のことです。 ※以下の内容は 2022/09/10 のソースをビルドしたものを使用しています。他のバージョンでは設定等 異なる場合があります。 「 SCSI / SASI エミュレータ の ArdSCSino を導入 」 <参考>X68000/X68030の標準端子  SASI:初代、ACE、EXPERT/II、PRO/II  SCSI:SUPER、XVI/Compact、X68030/Compact SASI機の場合、SCSIボードを使用すればSCSIが使えるのは勿論ですが” SxSI”ドライバを使用すればSASI端子(パリティ回路不要)に接続した ArdSCSinoをSCSIとして使用可能です。  ・ X68000 SxSI Information       Internet Archive SCSI 接続の場合   ※SCSI端子から電源を取るタイプの ArdSCSinoでは BluePillに外部電源は不要です。   ※SDカードのフォーマットは FAT32 か exFAT を使用します。exFATの方がパフォーマンスが良いらしいです  ArdSCSinoで使うSDカードに ハードディスク(HDD)イメージ を入れます。  HDDイメージファイルは X680x0エミュレータ( XM6 , XEiJ 等)で使われている HDS 形式が使用できます。 ・ PI. Home Page          http://retropc.net/pi/ (”X680x0エミュレータ XM6” –> “X680x0エミュレータ XM6 TypeG”) ・ STUDIO KAMADA         https://stdkmd.net/ (X68000”XEiJ (X68000 Emulator in Java)”) HDDイメージのファイル名は以下のようにします。 例: HD00_512Human68k.HDS HD10_512Data.HDS HD60_2048CD-ROM.ISO ・ 先頭 “ HD ”は固定 ・ 次の数字は SCSI ID と LUN ID を指定。SCSI ID は 0~6 、LUN ID は 0 を指定します。 ・ SCSIハードディスクイメージの場合は”

SCSI / SASI エミュレータ の ArdSCSino を導入

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 遅ればせながら ArdSCSino を導入しました。ArdSCSinoは SCSI接続なら 外部電源不要で動作する のが 特に魅力的で興味は持っていましたが、RaSCSIのベアメタルバージョンで事足りてしまっていて なかなか導入には至りませんでした。  PC本体も増え追加での導入を考えたとき、現時点では ArdSCSinoが最適と考え導入しました。実際、外部電源不要で使用できるのも 使い勝手がとっても良い! 開発者の方々には感謝です。    ArdSCSinoは、 たんぼ (TNB製作所)さんが Arduinoで開発され、 zato さんにより ArdSCSino-stm32 として STM32F103C8T6( Blue Pill )に移植されてます。  BlueSCSIは 海外の方が ArdSCSinoを MacintoshやAmigaに最適化や機能拡張したもので ハード的には ArdSCSino-stm32 と同じようです。最近 BlueSCSI V2 と言うのが作成されていて そちらは Raspberry Pi Pico を使った ハード的にも新しいもののようです。 ・ TNB製作所 ( twitter )         http://tnb216.html.xdomain.jp/ ・ ArdSCSino-stm32 ( twitter )      https://github.com/ztto/ArdSCSino-stm32 現時点(2022/09/10のソース)で ArdSCSino-stm32が 対応済みとされている 主な機種は、  ・X68000/X68030 の SCSI / SASI  ・X1 turbo の SASI  ・PC-9801/9821 の SCSI のようです。 その他、以下の機種に対応した Blue Pill用のファームウェアも開発されてますので 書き換えれば使用可能なようです。 ・Macintosh、Amiga 等  ・ BlueSCSI         https://github.com/erichelgeson/BlueSCSI    Macintosh    Amiga    等 ・PC-9801 SASI  ・ ArdSCSino_98SASI     yukkurizのメモ帳  (”プログラム置き場” –&