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8月, 2019の投稿を表示しています

MZ-1500 エミュレータ用ROMの吸出し (QDC編)

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 MZ-1500実機からIPL-ROM等をクイックディスク(QD)エミュレータの QDC を使って吸い出す方法です。 用意するツール ・イメージファイル変換ツール(virtuaqd_tools_20140420.zip)   VirtuaQD – FDS/QD emulator -      http://www.2a03.jp/~norix/virtuaqd/index.html 抽出方法については以下のサイトを参照・参考にさせて貰いました。 ・ AKD’s site         http://mzakd.cool.coocan.jp/  (“Introduction to EmuZ-1500”、”MZ-700WIN活用研究” –> “フォントデータの作成”) ・ 勝つ快感。        http://pasopia700.blogspot.com/  (ブログアーカイブ”2017” –> ”5月” –> “ MZ-1500 ROM吸出し ”) 1.実機でのROMのダンプ (QDへの保存)   (1)[ M]でモニタを起動。   (2) IPL-ROM、EXT-ROMを以下のコマンドで抽出、QDへ保存。 *QF QD : Formatting OK? ( Y/N ) OK! *QS Filename? IPL Top adrs? 0000 End adrs? 0FFF Exc adrs? E804 OK! *QS Filename? EXT Top adrs? E800 End adrs? FFFF Exc adrs? E804 OK! QDをフォーマット IPL-ROMの抽出 ファイル名 $0000から $0FFFまで EXT.ROMの抽出 ファイル名 $E800から $FFFFまで   (3) FONT.ROMを以下のプログラム(1バイトずつ入力)とコマンドで抽出、QDへ保存。    ※プログラムは”AKD’s site”で公開されているものです。    1200   AF D3 E5 21 00 D0 11 00    1208   A0 01 00 10 ED B0 D3

MZ-1500 クイックディスク のダンプ (QDC編)

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 QDCを入手(自作)できれば使用自体は難しくないと思いますし作者 kitahei88 さんが動画を公開されています。   ・レトロゲーム漫遊記:episode2        http://kitahei88.blog.fc2.com/   (“ QDCに関して ”) 手順  1.QDC.exeを実行  2.[Init] –> “MZ-1500(MZ-1F11) MSX(QDM-01)” を選択  3.[Read Disk]で読み込む(Raw形式で保存される)  4.[DataConvert] –> [Raw→QDF]でQDF形式に変換する Raw形式 :ディスクに書き戻したり、QDCをQDエミュレータとして使用する場合に使用。 QDF形式 :MZ-1500エミュレータで使用      正常に読み込めた(ダンプできた)かは実際に起動してみないと判らないので注意が必要です。方法としては 別のディスクに書き戻すか、エミュレータで起動確認します。フロッピーディスクの市販ソフトと違ってプロテクト(があるかどうか判りませんが)でダンプが上手くいかないということはなさそうです。  MZ-1500エミュレータは数多くの機種のエミュレータを作成されている 武田 さんのサイトで入手できます。  ・ TAKEDA, toshiya’s HOME PAGE        http://takeda-toshiya.my.coocan.jp/   (“Common Source Code Project” –> Download ”Binary Archive”) エミュレータの起動に必要なIPL-ROM等の抽出も QDC があると楽です。 参照 「 MZ-1500 エミュレータ用ROMの吸出し (QDC編) 」

クイックディスク (ファミコン ディスクシステム) エミュレータ

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※このブログでは レトロPC に使われる クイックディスク をメインに扱います。  クイックディスク(QD)はフロッピーディスク(FD)に似ていますが仕様的にはカセットテープのほうに近い? (テープのように最初から最後まで一方向への読み書き。X1シリーズのテープは別物!? ) フロッピーディスクドライブ(FDD)とは違うのでFDDエミュレータ(”HxC”や”GOTEK”)は(そのままでは)使えません。※HxCはQD対応を進めているようです(後述) 現在 QD/FDS エミュレータとしては以下のようなものがあります。 VirtuaQD   ・ クイックディスク、ファミコンディスクシステムのエミュレートが可能   ・ ダンプ(イメージの作成)、リストア(イメージの書込み)が可能  現在は 頒布が終了 していて入手できないようです。同ページで公開されている” イメージファイル変換ツール ” は 他のエミュレータ使用時にも 便利 なツールです。  ・ VirtuaQD - FDS/QD emulator -       http://www.2a03.jp/~norix/virtuaqd/index.html QDC   ・ クイックディスク、ファミコンディスクシステムのエミュレートが可能   ・ ダンプ(イメージの作成)、リストア(イメージの書込み)が可能  作者 kitahei88 さんのページにてパーツ一式(または完成品)の頒布をされていた(る)ようです。現在も入手できるかは問い合わせが必要かと思います。  ・ レトロゲーム漫遊記:episode2     http://kitahei88.blog.fc2.com/   (“ QDCに関して ”)  QDCは回路図等の情報が公開されてますので自作も可能です。 左の写真 下 が最初に作ったもので 上 は基板から作成したもの。下のもちゃんと動きます。 右の写真は最初に作った基板の裏側です。リード線を使いたくなかったので重ならないよう頑張ってます。     GOTEK(HxC仕様)   ・ クイックディスクのエミュレートが可能  クイックディスク対応が始まったようです。現在は用意されたQDのイメージファイルのみ読み書きできる状態です。イメージファイルの仕様は近日公開予定とのことで仕様の公開やイメージファイルの作成ツールなど

X680x0 (X68000/X68030) システムディスク についてのメモ

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 X68000/X68030 のシステムディスクについてネットの情報なども合わせて集めてみました。分かる範囲のみ。 多数の斜線で「X」 を表現(初代~SUPER)ソフトケース  例:PRO II(?)       大きく「X」を表記 (XVI / XVI Compact)ハードケース  例:XVI Compact       大きく「32」を表記 (030 / 030 Compact)ハードケース  例:  (画像なし) 機種別   ラベル表記   備考   名称等 イメージ 色 バージョン バージョン 初代 ソフトケース 多数の斜線で「X」   赤         1987年  システムディスク 〃   赤   V1.00 1.00 *4    グラディウス 〃   緑       *4    日本語ワードプロセッサ 〃   青     1.00 *4    辞書ディスク 〃   青         ACE ソフトケース 多数の斜線で「X」   赤       *1 1988年  システムディスク 〃   赤     1.01 *1*4    日本語ワードプロセッサ 〃   青     1.00 *1*4    辞書ディスク 〃   青       *1 EXPERT / PRO ソフトケース 多数の斜線で「X」   赤        1989年  Human68k システムディスク 〃   赤   ver.2.0 2.00 *4    日本語ワードプロセッサ 〃