PC-88VA2 で SASIハードディスクから起動

 SASIハードディスク(HDD)から起動する場合、HDDにシステム領域を作成します。
実機のSASI HDDは所有していないので SCSI/SASI デバイスエミュレータを使用します。
  参照PC-88VA2 に SASIハードディスクの接続 (RaSCSI編)
 システムディスクを持ってない方はこちらも。
  参照PC-88VA PC-Engine ディスクの入手

1.システム領域作成
 PC-Engineを起動します。
 方法1:フォーマット時に作成
  “S”オプションを付けてフォーマットします。
  HDFORM C: /S

 方法2:”SYS”コマンドで作成
  SYS C:
  ※HDDに既にファイルがあるとエラーが出てシステム領域を作成できないので全て削除しておきます。

:「PC-88VA PC-Engine ディスクの入手」の方法で作成したディスクの場合は”方法2”で作成しますが(必要なファイルが含まれていない等の理由で)うまくいかない場合もあります。

 “SYS2”と言うコマンドもあるようですがよく判りません・・・
  ・PC—VA資料室        https://sites.google.com/site/allabout88va/home
   (“PC-Engine システムディスク” –> “システムディスクに含まれるファイル”)
  ・PC88.gr.jp          http://www.pc88.gr.jp/
   (“VA FAQ” –> “1.20   SYS2.COMを使ってもSB2対応のシステムが作れません。”)

2.起動オプション設定(VAは不要?)
 (1)[PC]キーを押しながら電源を入れるかリセットボタンを押す。
 (2)[変換]キーを押し次画面(初期設定2)で矢印キーを使って”起動ディスク”を『固定ディスク』にする。
 ※画像はPC--88VAエミュレータ”88VA Eternal Grafx”
  ・PC88.gr.jp (“88VA Eternal Grafx”)      http://www.pc88.gr.jp/

  va2_hdd
 (3)[ENTER]キーを押してセットアップモードを終了します。

3.バッテリー(設定の保持)
 起動オプション設定を電源を切っても保持するにはバッテリーが接続されている必要があります。
バッテリーを付ける場合はバッテリー液漏れ故障回避のため基板からリード線を伸ばしてバッテリーに接続するのが良いと思います。
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Ni-Cd電池は現在でも Amazon などで入手可能です。本物?品質は?な感じですが使えてるようです。


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