X680x0 Xtender II (拡張スロット増設実験1)

 Nereid + midi (midiori)は1枚のボードに載せることができて 残るは Mach-2と M-Unitをまとめたいが、物理的にも難しい・・・と言うことで既存のボードを利用できる簡単な方法は ないかと考え 実験。
結論から言うとMach-2が どうしてもエラーとなってしまうのですが・・・
 Xpander IVのようにスロットを4つ並べて既存を置き換えるのが簡単ですが 見た目や 特にカバーの問題があるので別の方法を考えてみました。

メリット
・容易に拡張スロットを増やせる
・ツインタワーのスタイルを損なわない(笑)

デメリット
・背面に設置スペースが必要

問題点
・組み合わせる拡張ボードによってはエラーが発生し起動できない
・組み合わせる拡張ボードによっては 認識されても実際には正常動作してない場合がある

画像1:ACE(Nereid + M-Unit v4 + SCSI)・・・USBマウス使用不可
画像2:030(Nereid + M-Unit v4 + MIDI)・・・USBマウス使用不可
画像3:030(Nereori (Nereid + midiori) + M-Unit v4 + Mach-2)・・・Mach-2とUSBマウス使用不可
・・・等
ext_ace ext_030 ext_030_mach2

やってることは 単純に 1スロットの信号線を2スロットにしてるだけです。
・別電源
・プルアップ(XVIのI/O回路図を参考)
・4層基板にする
と、簡単ですが 試してみても 正常動作しないものはしないようです。

 一時期 動いたと思ったのですが 特にMach-2がダメダメ(エラー)な感じです。あとスロットに入れる場所によっても違ったり、実際に試してみないと判らない・・・
 基本的なメモリとかSCSIボードなら大丈夫そうなので複合ボードが無い場合や、SASI機では良さそうな気がします。

Xpander IV では Mach-2も使用できてたようなので何か仕組みがあるのか、単に信号線の長さか・・・

続く。

X68000 / X68030 の縦型機でスロットを増やす方法
・拡張 I/O ボックス(CZ-6EB1) (X68030除く)
・Xpander IV (ACE~XVI)
・拡張スロット・ユニットの製作(月刊 I/O 1991年10月号)


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