投稿

6月, 2024の投稿を表示しています

ArdSCSino Plus CD-DA対応版

イメージ
  ArdSCSino は たんぼ (TNB製作所)さんが Arduinoで開発され、 zato さんにより ArdSCSino-stm32 として STM32F103C8T6( Blue Pill )に移植されました。 ・ TNB製作所 ( twitter )         http://tnb216.html.xdomain.jp/ ・ ArdSCSino-stm32 ( twitter )      https://github.com/ztto/ArdSCSino-stm32   ArdSCSino Plus は ArdSCSino を 独自に機能拡張 してきたもので、最新版で 音楽CD等の音楽データ(CD-DA)の出力に対応しました。 ※ArdSCSinoは SCSIデバイスエミュレータで、現在では入手困難となった磁気媒体のSCSIハードディスクにかわり、イメージ化した(実際のハードディスクの内容全体を一つのファイルにバックアップした)ファイルを実際のハードディスクのように使用することができます。 ArdSCSino Plus CD-DA対応版 の特徴 ・ハードディスクイメージは、ベタイメージ、NHD、HDI形式に対応 ・カードスロットが2つあり 一方を疑似MOメディアとして使用可能(最大容量2GBで他PCとのデータ交換で重宝) ・疑似MOメディアはホットスワップ(PC動作中の抜き差し)が可能 ・CDイメージの、 CUE 、 CCD (CloneCD)、 CDM (CD Manipulator)ファイル に対応 ・CDDA(音楽CDデータ)の再生対応(FM TOWNSやPC98のCD-ROMソフトをイメージ化して遊ぶ!)   表   裏   X68   PC98  ケーブルの煩わしさがないコネクタ直結タイプですが、本体の背面になると SD延長ケーブルがあったほうが SD(疑似MOメディア)カードの交換がしやすい。ただ 長すぎると認識されなくなる可能性もあります。 1.使用方法 ※基板裏面の ハードディスクイメージ等を入れる スロットを SD1 、表面のスロットを SD2 とします。 ※ SD2 の 第1 パーティションを SD2-1 、 第2 パーティションを SD2-2 とします。 (1)SD1スロット 用カード  SD1用のカードはFAT32ま

ArdSCSino のCD-DA(音楽CD)、CUE/CCD/CDMファイル対応

イメージ
 CD-DAは音楽CDなどの音声データ記録方式のことで、今回、ArdSCSinoで音楽CDなどのイメージファイルから 音声(音楽)を再生できる ようにしました。 ※今までのArdSCSinoでもISO形式などCDイメージは扱えます。  CD-DAの音声データは ゲームなどのCD-ROMでも使われています。 レトロPCでは 世界初CD-ROM標準搭載パソコン FM TOWNSの多くのソフトで使われるほか、 PC-98でもCD-ROMで発売されたソフトの一部(ポリスノーツ等)で使われています。 また、合わせてCD-DA対応に必要なCDイメージの CUE ファイル、 CCD (CloneCD)ファイル、 CDM (CD Manipulator)ファイル に対応 しました。 ・ X68 ゆみみえっくす         https://x.com/tomo_retro/status/1782042087955050702 ・ FM TOWNS アフターバーナー     https://x.com/tomo_retro/status/1784535737565909203 ・ PC-98 WinodwsのCDプレーヤー    https://x.com/tomo_retro/status/1791433842433438046 ・ PC-98 PC-FXGA on WIndows     https://x.com/tomo_retro/status/1794347347922894973 1.CDイメージの指定方法 ※CDドライブは1ドライブのみ 設定可能です。 例:   CD60_CDIMAGE.CUE    または、CD60_CDIMAGE.CCD、CD60_CDIMAGE.CDM CD60_CDIMAGE.IMG    または、CD60_CDIMAGE.BIN、CD60_CDIMAGE.ISO ・先頭 “ CD ”は固定 ・次の数字は SCSI ID と LUN ID を指定。SCSI ID は 0~6 、LUN ID は 0 を指定します。 その後は任意で文字を付けられます。※ファイル名は 拡張子を含め最大64文字 ・CUE/CCD/CDMファイルがある場合はIMG/BINファイルと同名(拡張子除く)にしてください。 CUEファイル内のファイル名は使