PC-88VA の SASI HDDイメージ内ファイル操作 (DiskExplorer編)
RaSCSIで使用しているSASIハードディスク(HDD)イメージ(HDF形式)はDiskExplorerでディスク内ファイルの操作(追加・削除等)が可能です。
・実験室P https://hp.vector.co.jp/authors/VA013937/index.html
(“Softwares” –> “DiskExplorer”)
HDF形式は元々X68000エミュレータ用なので”Human68k HDD”が自動で選択されますが PC-88VAのイメージは正常に読み込めません。
PC-88VAエミュレータ”VA-EG”で使われているHDDイメージHDI形式についての方法がフォーラムサイトに書かれていますので少し・・・と言うか1箇所(開始位置)だけ変更すればOKです。
・PC88.gr.jp http://www.pc88.gr.jp/
(“フォーラム” –> “全般” –> “VAEG TIPS ホストOSとVAEG内ファイルシステムとのファイル交換”)
手順
※40MBのHDDイメージの場合です。20MBの場合は上のリンク先の数値に置き換えてください。
1.DiskExplorer(editdisk.exe)を起動してHDDイメージ(HDF形式)を選択
2.”(Manual FD)”を選び[OK]を押す
3.以下のように入力し[OK]を押す
開始位置 | :0 (“HDI”形式は4096) | ||
ファイルシステム | :DOS | ||
FAT種別 | :FAT12 | ||
FATの位置 | :1024 | ||
FATの数 | :2 | ||
FATサイズ | :4096 | ||
ルートの位置 | :9216 | ||
データ領域の位置 | :107520 | ||
クラスタサイズ | :16384 | ||
総クラスタ数 | :2468 |
4.DiskExplorerが開いたらドラッグ&ドロップなどでファイル操作可能です。
※操作内容は即HDDイメージに反映(保存)されます。
因みにPC-Engineで設定されたファイル属性(“システムファイル”や”隠しファイル”など)はWindowsでも有効なので取り出してもファイルが見えないことがあります。
その場合はエクスプローラーの”表示”->”オプション””表示”タブの設定を変更する必要があります。
DiskExplorerのプロファイル定義
毎回、値を入力するのは面倒なので”DiskExplorer(editdisk)”フォルダ内にある”types.ini”に以下の内容を追加。
※追加するときは縦に並べて記述します(画像参照)
※”[T98Next HDD]”の前に追加するとファイル選択時に優先的に設定が選択されます。
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