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「目次」 のようなもの

分解・コンデンサ ・ X68030 のコンデンサ ・ X68000 XVI のコンデンサ ・ X68000 Compactの分解・内部写真 ・ X68000 Compact のコンデンサ ・ X68000 ACE / ACE HD のコンデンサ ・ X68000 ACE /ACE-HD 5’’FDD の分解 ・ X68000 ACE /ACE-HD 5’’FDD のコンデンサ ・ X68000 (初代) のコンデンサ ・ X68000 PRO のコンデンサ ・ X1 turbo Z III のコンデンサ ・ X1 twin のコンデンサ ・ X1C のコンデンサ ・ MZ-2861のコンデンサ ・ MZ-2500 のコンデンサ ・ MZ-1500 の分解・内部写真 ・ MZ-1500 のコンデンサ ・ MZ-2000 のコンデンサ ・ HB-F500 (MSX2) のコンデンサ ・ PC-98DO のコンデンサ ・ PC-8801mc のコンデンサ ・ PC-8801 FA の分解・内部写真 ・ PC-8801 FA のコンデンサ ・ PC-88VA の内部写真 ・ PC-88VA のコンデンサ ・ PC-88VA2 の内部写真 ・ PC-88VA2 のコンデンサ ・ FM77AV-2の分解・内部写真 ・ FM77AV-2 のコンデンサ ・ FM77AV 40 の内部写真 ・ FM77AV 40 のコンデンサ ・ FM77AV 40 (後期型?) の内部写真 ・ FM77AV 40 (後期型?) のコンデンサ ・ FM77AV 40EX のコンデンサ ・ FM TOWNS II HR のコンデンサ ・ FM TOWNS II Fresh のコンデンサ ・ FMV-TOWNS Fresh-GM の コンデンサ X680x0関連 ・ Windows10 + USB FDD で Human68k を 3.5 FDへ書き戻し ・ X68000 Compact 用の外付けFDDケーブルを自作 ・ X68000 ACE / ACE HD 用の外付けFDDケーブルを自作 ・ Windows と X680x0 のファイル交換(RaSCSI”ベアメタルバージョン”編) ・ Windows と X680x0 のファイル交換(MO編) ・ Windows と X680x0 のファイル交

FDD エミュレータ まとめ

HxC Floppy Emulator:  ・公式サイトで自作用に回路図等が公開されている。完成品を購入可能。  ・主に海外のネットストアから購入。日本では「家電のKEN CHAN」で取扱がある。  ・SDカードタイプ。  ・本体1台でFDD2台分をエミュレート可能。  ・本体の画面は文字表示可能。  ・利用者も多くネットで情報(主に英語)を得やすい。 GOTEK Floppy Drive Emulator:  ・レトロPCで使うにはファームウェアの書き換え作業が必要。  ・書き換え用ファームウェア     HxC for GOTEK   前述のHxCがGOTEKI用に提供するファームウェア。有料。     FlashFloppy (FF)  フリーソフト。  ・日本のAmazonでも購入可能。海外のネットストア(AliExpressなど)よりは割高。  ・USBメモリタイプ。  ・本体1台でFDD1台分をエミュレート可能(2017年12月現在)。  ・本体の画面は数字表示(OLED画面を別途購入して付け替えれば文字表示可能) まとめ  それぞれ多少動作が異なるようで”HxC”で動いたけど”GOTEK(HxC)”ではうまくいかない。”GTOEK(HxC)”ではうまくいかないけど”GOTEK(FF)”ではうまく動いた、とかありそうです。設定次第ということもあるかもしれませんが、うまくいかない場合は情報を自分で集める必要があります。  機能はほとんど同じなので、価格の違いがサポート(情報量)や導入の手軽さの違いという感じでしょうか。 <参考> HxC Floppy Emulator  ・HxC 2001       http://hxc2001.free.fr/floppy_drive_emulator/  ・Lotharek online shop  http://www.lotharek.pl/  ・家電のKEN CHAN    https://kadenken.com/ GOTEK Floppy Drive Emulator  ・本体の公式サイトは見つからず  ・HxC for GOTEK     http://torlus.com/floppy/forum/viewforum.php?f=33  ・FlashFloppy Wiki    https://gith

FM TOWNS 用 RS-MIDI アダプタの製作

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※ここでのRS-MIDIは、RS-232C 25pin –> TRS A(MIDI 5pin) の出力のみです。  FM TOWNS用のMIDIカード(ボード)が なかなか入手できないので RS-MIDIアダプタを自作。FM TOWNSでは TownsOS標準の MIDIプレーヤー(EUPプレーヤー)や、市販ゲーム(ジェノサイド)も RS-MIDI対応していたりで標準的位置付けっぽい? ネットで探したら、こちらのサイト情報によると「 バックアップ活用テクニック PART28 」に製作記事があるとのこと ・ yu_izumi’s blog              https://yu-izumi.hatenablog.com/  (“月別アーカイブ” –> “2019/10” –> “ FM-TOWNSでのRS-MIDI ”) ・ バックアップ活用テクニック PART28     Amazon  RS-MIDIアダプタの自作は他機種でも行われてるので色々と作り方があるようですが、TOWNSでは クロック (31.25kHz)を 外部から PC本体に 供給する必要がある のが違いで、面倒なところのようです。今回 クロックの生成にはPICを使いました。   自分では (部品数も少ない方が良いし)MIDI出力しか使いませんが、PICも RS-232C I/F IC も未使用ピンがあるので 必要なら MIDI IN等の機能も追加できるかと思います。 回路図  ピンヘッダはPICへのロジック書き込み用  MIDI出力は MIDI TRS AタイプなのでMIDI DIN 5ピンへの変換が可能です PIC用ソース       main.c PIC用hex        pic12_rsmidi_clock.hex  クロックを出力してるだけです  TOWNS  X68  ちなみにTowns のMIDI対応 市販ゲームは ジェノサイドしか判っていません。MIDI対応 有無の一覧とかあると良いんですけどね。同人ゲームでは「RUMSTORM」「ドラゴンの秘宝3・4」がMIDI対応しているとの情報を頂き試したのですが RS-MIDIでは鳴らないようでした。標準ソフト等が対応していて 同人ソフトが対応していない?のは ちょっと意外ですが。  X68000のMIDI対応 市

ArdSCSino Plus (STM32F4) の PlatformIO でのビルド

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前提 :ArdSCSino(STM32F1) がビルドできるていること。  これは ネット情報など調べれば難しくないと思いますので省略。 1.PlatformIOのパッケージ(framework-arduinoststm32-maple)ソースを修正 (1) platformio-build-stm32f4.py フォルダ: C:\Users\ユーザ名\.platformio\packages\framework-arduinoststm32-maple\tools 追加修正内容:   <貼り付け用テキスト> "netduino2plus": "discovery_f407", "genericSTM32F401CC": "blackpill_f401", "genericSTM32F411CE": "disco_f411",   <貼り付け用テキスト>                 "build.arduino.error_led_pin", "PC13")) #                "build.arduino.error_led_pin", "PD14")) (2) blackpill_f401.h フォルダ: C:\Users\ユーザ名\.platformio\packages\framework-arduinoststm32-maple\STM32F4\variants\blackpill_f401 追加修正内容:   <貼り付け用テキスト> #define BOARD_SPI1A_NSS_PIN      PA15 #define BOARD_SPI1A_SCK_PIN      PB3 #define BOARD_SPI1A_MISO_PIN     PB4 #define BOARD_SPI1A_MOSI_PIN     PB5 #define BOARD_SPI3A_NSS_PIN      PA4 #define BOARD_SPI3A_SCK_PIN      PC10 #define BOARD_SPI3A_MISO_

ArdSCSino Plus

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 ArdSCSino の個人的な(一応の)完成形として ArdSCSino Plus を作成。要は「 ArdSCSino-stm32 を改良してみた(その3) 」で追加した機能、MO(SD)専用モード用に カードスロットを独立(追加)させたものです。実は「 ArdSCSino-stm32 を改良してみた (その2) 」「(その3)」は  Plus の作成過程で出来た副産物的なものでした。 ArdSCSino 「 SCSI / SASI エミュレータ の ArdSCSino を導入 」 ArdSCino Plus は カードスロットを2つ にしたことで、 HDD(イメージ)を使用しつつ MOディスクに見立てた SDカードで 動作中に 他PC等と の ファイル交換が可能 です。  (表面)   (裏面)     コネクタ直結タイプだと本体の背面になるので SD延長ケーブルがあったほうが SD(MO)カードの交換がしやすい。ただ 長すぎると認識されなくなる可能性もありますが。。SCSIケーブル接続タイプのも良いかな。  マイコンは 機能的な問題(ピン不足)のため BluePillの上位版の BlackPill と言われるものに変更してます。 使用方法 1. 裏面のカードスロットについて  SDカードは ArdSCSInoの通常の使い方と同じでハードディスクイメージ等を入れます。また、表側の カードスロットをMO(SD)ドライブとして認識させるために SD50_IN.TXT ファイル(SCSI IDは任意に設定可)を入れます。 ・X68の場合の参考例   HDDイメージは以下の形式が使用可能です。 ・HDS, HDN, h0等のベタイメージおよび、 NHD, HDI CD-ROMイメージは以下の形式が使用可能です。(認識できない場合もあります) ・ISO 詳細は以下のページ等を参照願います。 「 ArdSCSino-stm32 を改良してみた 」 「 X68000 / X68030 で ArdSCSino を使う 」 「 PC-9801 / 9821 で ArdSCSino を使う 」 2. 表面のカードスロットについて  SDカードは MOとして認識され使用可能です。ホットスワップ( 動作中の抜き差し)ができる のでPCとのファイル交換が容易になると思います。  SD

ArdSCSino-stm32 を改良してみた (その3)

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「 ArdSCSino-stm32 を改良してみた 」 「 ArdSCSino-stm32 を改良してみた (その2) 」 を更に改良 <関連> 「 SCSI / SASI エミュレータ の ArdSCSino を導入 」 「 X68000 / X68030 で ArdSCSino を使う 」 「 PC-9801 / 9821 で ArdSCSino を使う 」 主な改良点とメリット MOドライブ専用モードを追加 ・ArdSCSinoの 電源投入時に SDカードが入っていない場合 、 MOドライブ専用 として機能します。MOドライブ専用なので パソコン使用中にカードの出し入れ (ホットスワップ)が 可能 です。ただし、 ホットスワップ対応 のArdSCSino が必要 です。 ・MO相当なので MOドライブが使える機種(ドライバ利用等)であれば利用でき、Windows機と通常のSDカードによるファイル交換が可能です。 MO専用モードの 想定する環境は 内蔵HDDを使っていて 外部とのやり取り用に MOドライブとして使う と言う感じでしょうか。 ホットスワップについて  電源が入っている状態で カードを挿入した場合、BluePillの電力が一時的に低下してフリーズやリセットする可能性があるようです。 こちらのサイトの情報を主に参考にさせてもらいました。 ・ えるむ by ChaN        http://elm-chan.org/index_j.html  (秘蔵のテクニカルノート –> デバイス関連” MMCの使い方 ” –> “5. 端子処理と端子処理と活線挿抜 ”) ホットスワップ未対応の ArdSCSinoの対応(改造)  簡単な方法としては 積層セラミックコンデンサを カードスロット付近の電源( 3.3V )とグラウンド( GND )間に付けます。自分で試したところ、10uF~程度のコンデンサを付ければ大丈夫な感じでした。フリーズ等した場合は 電源を入れ直す必要があります。 ※コンデンサは容量がなるべく大きい方が良いかもしれませんが 大きすぎると通常モードでカードが認識されなくなるかもしれません。 ※SDカードによっても状況は異なるようです。 こんな感じで カードスロットに近い方の3.3V-GNDに 1個付けるのが楽かも。     使用方法

ArdSCSino-stm32 を改良してみた (その2)

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前回「 ArdSCSino-stm32 を改良してみた 」を 更に改良 <関連> 「 SCSI / SASI エミュレータ の ArdSCSino を導入 」 「 X68000 / X68030 で ArdSCSino を使う 」 「 PC-9801 / 9821 で ArdSCSino を使う 」 主な改良点とメリット SDカードに直接書き込んだファイルの ファイル交換に対応 ・イメージ内にファイルを入れる必要が無く 通常のSDカードによるファイル交換ができる。 ・MO相当なので MOドライブが使える機種(ドライバ利用等)であれば利用可能だと思います。X68、PC98、FM TOWNSで動作を確認済み。 使用方法 1. microSDカードにパーティションを2つ作る  Windowsであれば” ディスクの管理 ”等で作成します。 第1パーティション をファイル交換用として 2GB以内 で作成、FAT形式でフォーマット ※容量によっては上手く認識しないかもしれません。 980 MB、 1980 MBでテストしてます。 第2パーティション には残りの容量を割り当てFAT32形式 または exFAT形式でフォーマット ※microSDカードによっては上手く認識しないかもしれません。他のカードで試してみて下さい。     2. 第1パーティションはファイル交換用に使用 3. 第2パーティションにHDDイメージファイル等を入れる  ArdSCSinoで使用する 通常のHDDメージ、設定ファイルを入れます。 第1パーティションを認識させるために、 空(0バイト)のテキストファイルを作成 します。 (1)X68 ,、 FM TOWNS の場合 画像のように SD50_IN.TXT として作成します。 ※SCSI ID は 環境に合わせて変更可能です。   (2)PC98 の場合 画像のように SD10_NEC.TXT として作成します。 ※SCSI ID は 環境に合わせて変更可能ですが HDD のSCSI IDと連番にする必要があります。 ※” _NEC ” を指定すると 起動時に 第1パーティションを認識させない 状態となります。 PC98では起動時に 第1パーティションを認識させると起動できない場合があるための対策です。”_IN” にすれば 認識状