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SX-WINDOW を使う(060turbo編 おまけ)

・ SX-WINDOW を使う(060turbo編)  060turbo使用時は音源ドライバをSX-WINDOW起動前に常駐させるのでバッチ(autoexec.bat)内で起動を選択できるようにしました。 設定例 autoexec.bat内で CHOICE.X (CHOIC100.LZH)と言うツールを使用してます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ECHO OFF ECHO    1:PCM8A    + mxdrv16 ECHO    2:PCM8A    + zmusic choice.x /c:12 /t:2,20 IF EXITCODE 1 GOTO MXDRV16 IF EXITCODE 2 GOTO ZMUSIC :MXDRV16 060high 0 0 pcm8a mxdrv16 goto SXWINDOW :ZMUSIC 060high 0 0 pcm8a zmusic goto SXWINDOW :SXWINDOW 060high 1 1 060cache c FSX.X 060cache w SXWIN.X ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ツール入手先 ・ Google Drive            SXTOOLS

SX-WINDOW を使う(060turbo編)

  060turbo の本領を発揮できる SX-WINDOW。速度的には030でも十分使えると思いますが メモリが拡張されるのが最大の利点。Command環境では12MBのメモリ容量があれば困ることはないですが マルチタスク環境のSX-WINDOWでは多いほど複数のソフトを同時使用できるので良いです。  060turboで そのままソフトを実行しても期待通りの動作をしなかったりすることがあるのは Command環境もSX-WINDOW環境も同じで、以下は 割と安定動作している起動環境例です。 ーーーーーーーーー 060cache.x w       ライトスルーモードにする 060high.x 0 0      以降のソフトは本体メモリ上で動作 pcm8a.x zmusic.x 060high.x 1 1      以降のソフトはハイメモリ(simm)上で動作 060cache.x c      コピーバックモードにする FSX.X 060cache.x w      ライトスルーモードにする SXWIN.X ーーーーーーーーー 解説 (と言っても仕組みを良く理解できてるわけではありません) ・ 音源ドライバ系は本体メモリ上で動作させる  Command環境でもそうですが音源系ドライバはハイメモリに常駐させると正常に鳴らないようです。 pcm8a、mpcm等ハイメモリ対応もあるようですが上手く使えませんでした。 ※ハイメモリ対応と言ってもドキュメントには060turboの記載は無く Xellent30ですね。 ・ 音源ドライバはSXWIN起動前に常駐させる  SX-WINDOW上で音源ドライバを常駐・解除する方法(「 SX-WINDOW を使う(音源ドライバの常駐・解除) 」)を紹介しましたが (060turbo使用時に)SX-WINDOW上から音源ドライバを本体メモリ側に常駐させることができません(判りません)でした。 ・ SXWINはハイメモリ上で動作させる  SXWINをハイメモリ上で動作させないとSX-WINDOW上のソフトをハイメモリで使用できないようです。 ・ SXWINはライトスルーモードで起動する  コピーバックモードでもSX-WINDOWは動作しますが 音源・画像系ソフトのほとんどがエラーとなってしまいました。コピーバックモードでも問題なかったり

SX-WINDOW を使う(フォントの変更)

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・ SX-WINDOW を使う(インストール編) ・ SX-WINDOW を使う(基本操作編) ・ SX-WINDOW を使う(Command.x起動にする) ・ SX-WINDOW を使う(基本ツール) ・ SX-WINDOW を使う(メガディスプレイ) ・ SX-WINDOW を使う(便利ツール) ・ SX-WINDOW を使う(音源ドライバの常駐・解除) ・ SX-WINDOW を使う(バッチ処理)  twitter でフォントを変更できることを教えてもらいました。 確かに全角、特に漢字がキレイじゃない。どうやら 全角は大きさの違うフォントを縮小変換してる のでダメらしい・・・と言うことで変更します。 1.用意するもの ・ 美麗12ドット.r (BIREI12.lzh)   SX-WINDOWでフォントファイルを使えるようにしてくれる。 ・ フォントファイル        SX-WINDOWでの基本は12ドット。16ドット等も使える。  X680x0で使えるフォントを複数公開してくれている方が!しかも全部入り!!  ・ Font Silo              http://hp.vector.co.jp/authors/VA000874/   (“フォント配布室” –> “X68000用フォント配布室”) 2.SX-WINDOWでの設定方法   スタートアップに” 美麗12ドット.r ”を登録し、実行オプションで フォントファイルを指定  例:12ドットと16ドットの両方を指定    標準フォント     細ゴシック体「小伝馬町12」(GOX8012.LZH)       3.フォントの変更方法を調べてて判ったこと ・本体ROMに入っているフォント(サイズ)  ・サービスマニュアル 等より    半角 :8x16, 12x24    1/4角 :8x8, 12x12    全角 :16x16, 24x24   ・ サービスマニュアル 等         COCORO BOOKS  ・隠し(?)フォント ツールドキュメント、twitter 等より    半角 :6x12   ・ Makoto Kamada@kamadox さん     ツイート   ・ Command.x の標準フォントは 半角 8x16 、全角 16x16 ドット ・ SX-W

SX-WINDOW を使う(バッチ処理)

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・ SX-WINDOW を使う(インストール編) ・ SX-WINDOW を使う(基本操作編) ・ SX-WINDOW を使う(Command.x起動にする) ・ SX-WINDOW を使う(基本ツール) ・ SX-WINDOW を使う(メガディスプレイ) ・ SX-WINDOW を使う(便利ツール) ・ SX-WINDOW を使う(音源ドライバの常駐・解除) ・SX-WINDOW を使う(バッチ処理) バッチ処理と言ってもCommand.xのbatではなくSX-WINDOW上での処理です。  音源ドライバの常駐・解除がSX-WINDOW上でできるようになったのは良いのですが いちいちコマンドを入力するのは面倒なので GUIらしくマウス操作だけでできるようにします。 使用ツール ・ sxBATMAN.x (SXBTM092.LZH)     SX-WINDOW上でバッチ処理 使い方 (1) 処理を記述した 拡張子が SBT と言うテキストファイルを作成 (2) アイコンメンテで拡張子 SBTが sxBATMAN.x で起動するように設定    以下は自分用に作成したものです。処理について よく理解したわけではないのですが一応 動いてますので参考までに。ファイルはアクセスしやすい X68 フォルダに入れてます。 ・まーきゅりーゆにっと v4 での再生用の起動 ・ドライバの解除。なおプレイヤーを事前に閉じてく必要があります。     ・MIDIの再生用起動。なぜかドライバ常駐後にバッチ内でプレイヤーを起動するとドライバを認識してくれないので常駐したらメッセージを表示させて 手動でプレイヤーを起動してます。   現環境。こんな感じです。モニタ:cocopar 13.3 解像度:1024x768 ここまで くれば そこそこ使える環境に!?   ツール入手先 ・ Google Drive               SXTOOLS

SX-WINDOW を使う(音源ドライバの常駐・解除)

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・ SX-WINDOW を使う(インストール編) ・ SX-WINDOW を使う(基本操作編) ・ SX-WINDOW を使う(Command.x起動にする) ・ SX-WINDOW を使う(基本ツール) ・ SX-WINDOW を使う(メガディスプレイ) ・ SX-WINDOW を使う(便利ツール) ・SX-WINDOW を使う(音源ドライバの常駐・解除) ・ SX-WINDOW を使う(バッチ処理)  通常 SX-WINDOW起動後にCommand.Xで動作する常駐ドライバの常駐・解除はSX-WINDOW上ではやらないほうが良いようです。特に常駐解除は いわゆるフリーズするようです。  とは言え いちいちSX-WINDOWを抜ける(終了する)のは面倒なのでSX-WINDOW上でもドライバの常駐・解除できる環境を構築します。 使用ツール ・ dos_hook.x / dos_exec.x (DOS_HOOK.LZH)  SX-WINDOW上で常駐ソフトの常駐・解除を可能にする ・ sxecho.x (SXECHO6B.LZH)         コマンド入力用 ・ console.x (SXCON005.LZH)         コマンド結果表示用 ※dos_hook.x は内部で SX-WINDOW(sxwin.x)を起動するのですが 困ったことに”-G”オプション(解像度設定)が付いているので メガディスプレイ(SAdjust)の設定が反映されなくなってしまいます。なので”-G”オプションを消した(バイナリエディタで空白にしただけ)モノを使用してます。 1.SX_WINDOWの起動変更 ※command.x上で作業した場合 (1) 各ソフトを任意のフォルダに入れる  例:\sxbin フォルダに入れる (2) SHELLフォルダにある SXWIN.Xのコピー(SXWDB.X)を作成  cd \shell  copy SXWIN.X SXWDB.X (3) AUTOEXEC.BATの変更  ・PATH にツールを入れたフォルダを設定する  ・SX-WINDOWの起動を以下のようにする   FSX.X   DOS_HOOK.X   FSX.X -r      ※メガディスプレイ環境の場合は改造版 dos_hook.xを使用する (4)リセットすると SX-WIND

SX-WINDOW を使う(便利ツール)

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・ SX-WINDOW を使う(インストール編) ・ SX-WINDOW を使う(基本操作編) ・ SX-WINDOW を使う(Command.x起動にする) ・ SX-WINDOW を使う(基本ツール) ・ SX-WINDOW を使う(メガディスプレイ) ・SX-WINDOW を使う(便利ツール) ・ SX-WINDOW を使う(音源ドライバの常駐・解除) ・ SX-WINDOW を使う(バッチ処理)  SX-WINDOWのツールは定番を含め情報が見つけられないので もっと便利なツールがあるかもしれません。 1.パッチ系 ・ adi (ADI06.LZH)  フォルダのウィンドウ環境(DI)に 便利な機能を追加する。アルファベット順のソート([SHIFT]押しながらメニュー表示時)など可能。  ※オートクリップ.xが機能しなくなるかもしれません。 2.スタートアップ登録系   ・ SXerror.x (SXERR040.LZH)  バスエラー等発生時に該当タスクのみを終了させてSX-WINDOWに復帰できるようにする。 ・ multidot.r (MDOT123.LZH)  TwentyOne 使用時にSX-Windowをマルチピリオド対応にする。 ・ 2行にするの.r (2LINE2.LZH)  SX-Windowでのアイコン名を2行表示できるようにする。 ・ アイコン間隔.r (IWIDTH.LZH)  SX-Windowでのアイコン同士の間隔を調整できるようにする。 ・ NeXT_drg.x (NeXTDrag.lzh)  ウィンドウ移動時に中身(アイコン等)を表示した状態にする。通常は枠のみ。 ・ かな漢字変換制御.x (KKCC001.LZH)  日本語入力FEPの使用状態をタスク(ツール)毎に記憶させる。 ・ 階層化メニュー.x (LMENU07.LZH)  メニューを階層にしたりできる。  ※自分では 右クリックのポップアップメニューを表示状態にさせる機能のみを使用。 ・ オートクリップ.x (autoclip.zip)  ウィンドウ内のフォルダを開いた場合に元(親)のフォルダを自動的に閉じる設定を自動で行ってくれる。  ※このツールを使用せず 手動で設定した場合でもそのウィンドウについては記憶してくれる。 ・SXAutoDir.x (SXAD003

SX-WINDOW を使う(メガディスプレイ)

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・ SX-WINDOW を使う(インストール編) ・ SX-WINDOW を使う(基本操作編) ・ SX-WINDOW を使う(Command.x起動にする) ・ SX-WINDOW を使う(基本ツール) ・SX-WINDOW を使う(メガディスプレイ) ・ SX-WINDOW を使う(便利ツール) ・ SX-WINDOW を使う(音源ドライバの常駐・解除) ・ SX-WINDOW を使う(バッチ処理)  メガディスプレイとは 画面表示用の OSC (オシレータ)を高クロックのモノに交換して(当時で言う)高解像度表示しようと言うもので SX-WINDOW環境では 高解像度=画面が広く使い勝手が良い と言う認識です。  ここでは 通常 768x512 までしか表示できないのを 1024x768表示 にします。 ※ OSC交換については「 X680x0 メガディスプレイ (ドットクロック オシレータ交換) 」参照 なんと! cocopar 13.3 なら標準OSC(69MHz)でも1024x768を使用可能 !?(項目2参照) 参考 :「 レトロPCで使うモニター(cocopar 13.3) 」 ※ いろいろ試していると表示されない画面モードがあると思いますので自動起動(AUTOEXEC.BATでの起動等)ではなく コマンドを入力してSX-WINDOWを起動したほうが良いと思います。 参考 :「 SX-WINDOW を使う(Command.x起動にする) 」 1.起動オプションによる画面モードの設定  SX-WINDOWは起動時のオプション” -G ”で画面モードを指定できます。 IOCSコールのCRTMODに設定する数値を使用するということで 数値は色々指定できますがよく把握できてないので省略。なお、 標準値は16 のようなので画面モードがおかしくなったら試してみてください。  sxwin.x -G16 2.レジスタ直接設定による画面モードの設定 ※ レジスタに設定する数値は CRTC operater と言うツールを使うと探しやすいです。 (「 X680x0 メガディスプレイ (ドットクロック オシレータ交換) 」参照) ※ ここで紹介している設定値は MDT152X と cocopar 13.3でのみ 確認しています。その他の環境での動作は不明です。また、 使用

SX-WINDOW を使う(基本ツール)

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・ SX-WINDOW を使う(インストール編) ・ SX-WINDOW を使う(基本操作編) ・ SX-WINDOW を使う(Command.x起動にする) ・SX-WINDOW を使う(基本ツール) ・ SX-WINDOW を使う(メガディスプレイ) ・ SX-WINDOW を使う(便利ツール) ・ SX-WINDOW を使う(音源ドライバの常駐・解除) ・ SX-WINDOW を使う(バッチ処理) アクセサリフォルダにあるツールを一部紹介。 簡単な説明だけ。   基本 ・[登録]ボタンで入力・作成した内容を登録する。 ・[取消]ボタンは入力内容を入力する前の状態に戻す。[登録]した内容を取り消すわけではない。 ・ウィンドウは ☓ボタンで閉じる ・スタートアップメンテなど一部の変更内容は 実際にはSX-WINDOWを終了するときに保存される。 ・コントロール.X 機能: 画面色、時計やプリンタ設定等 説明: 基本的に Command.x の スイッチコマンド(switch.x)で設定できる内容を設定する。一部のみ紹介。      背景設定: デスクトップの背景を設定。ちょっと独特で画像ファイルを直接指定とかできないぽい。とりあえず左の枠にパターンエディタから画像をコピーして貼り付けると大きな画像もいける。      画面モード: 実画面、65,536色の設定。   ※実画面とは1024x1024サイズの いわゆるデスクトップが使える。画面がスクロールする。    ・スタートアップメンテ.X 機能: SX-WINDOW起動時に自動的に実行されるプログラムを登録する 使用方法: スタートアップメンテを起動すると”スタートアップファイル登録”のウィンドウが開くので 起動したいファイル(のアイコン)を D&D(ドラッグ・アンド・ドロップ)して登録する。左上に登録されているファイルから順に実行される。  また、登録したアイコンを開く(左ダブルクリック)と実行時のオプションを指定できる。     ・メニューメンテ.X 機能: 右クリックで表示されるポップアップメニューを設定する 説明: ポップアップメニューはアイコン上、ウィンドウ内など クリックする場所によって異なるメニュー項目を表示できる。異なるメニューはメニュー番号で 管理されている。 使用方法: メニュー番号

SX-WINDOW を使う(Command.x起動にする)

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・ SX-WINDOW を使う(インストール編) ・ SX-WINDOW を使う(基本操作編) ・SX-WINDOW を使う(Command.x起動にする) ・ SX-WINDOW を使う(基本ツール) ・ SX-WINDOW を使う(メガディスプレイ) ・ SX-WINDOW を使う(便利ツール) ・ SX-WINDOW を使う(音源ドライバの常駐・解除) ・ SX-WINDOW を使う(バッチ処理) 便利なコマンド環境を取り込めるようにCommand.xからの起動に変更します。 ※インストーラでSX-WINDOWをインストールした場合 インストール時の設定によっては自動でSX-WINDOWが起動しないので同様な設定が必要と思います。 1.Command.Xから起動できるようにする (1) CONFIG.SYSを修正  ・以下の行の先頭に # を付けてコメントにする   #TITLE          = \SHELL\TITLE.SX   #DEVICE       = \SYS\FSX.X   #PROGRAM = \SHELL\TITLE.X   #SHELL        = \SHELL\SXWIN.X –@  ・以下の行を追加   SHELL           = COMMAND.X /P /E:80    (2) AUTOEXEC.BATを修正  ・PATHに”A:\SHELL;”を追加  ・最後の行にCONFIG.SYSでコメントにしたSX-WINDOWの起動処理を追加   FSX.X   SXWIN.X   FSX.X -r    (3) 本体をリセットして起動するとCommand.Xから起動するようになる  ・SX-WINDOWを終了するとCommand.Xに戻る  ・AUTOEXEC.BAT以外でもSX-WINDOWを起動できる  ・起動前に常駐プログラム等実行しやすくなる   等 2.便利なドライバ等を導入 Command.X で動作するツール等を導入。詳細は省略。 CONFIG.SYSで登録するもの ・ TwentyOne.x (tw136c14.lzh)  最大8+3文字のファイル名等を21文字まで使えるようにする ・ HICOS.X (hiocs16.lzh)     画面表示の高速化と拡張   AUTOEXEC.BATで登録する