GOTEK FDD Emulator の FF仕様(使用方法編)
使用方法は3種類あります。
・Native mode 設定ファイル不要。 FlashFloppy の標準モード。
・HxC Indexed mode HxC仕様 GOTEK の Indexed modeと同じ使い方。
(「GOTEK FDD Emulator の HxC仕様(使用方法編)」参照)
・HxC Autoboot mode HxC仕様 GOTEKの Autoboot modeと同じ使い方。
Amigaなど主に海外レトロPC向けなので、ここでは説明省略。
0.ジャンパの設定
GOTEKが1台の場合、ジャンパピンを”S1”から“S0”に変更
GOTEKが2台の場合、1台はジャンパピンを”S1”から“S0”に変更
1.Native modeの画面による違い
・7セグメントLED画面 元からついている画面
・OLED画面 オプションでOLED画面を付けた場合
2.フロッピーディスクイメージ形式
複数のイメージ形式に対応していますが、判らなければHFE形式に変換するのが良いと思います。
変換方法は「HxC Floppy Emulator の設定・使い方 (ソフト編)」を参照
拡張子を”.HFE”として任意のファイル名が可能
GOTEKの画面では以下のように表示されます。
・7セグメントLED画面
ファイル名ではなく、順番に数字で表示されます
・OLED画面
ファイル名が表示されます
左ボタン/右ボタン:ファイルを変更
2秒ほど操作をしないと自動的にディスク挿入状態になります
ディスクの取り出しはファイル変更で対応
※設定ファイル(FF.CFG)で”twobutton-action = eject”にすると左右同時押しで”挿入・取り出し”にできます
セレクトボタン(オプション):押下で挿入・取出しが可能
4.設定ファイル(FF.CFG)
”Native mode”の設定はGOTEKのメモリ内に保存されているので通常、設定ファイルは不要ですが、設定ファイル(FF.CFG)を使うことで、FlashFloppyの設定(メモリ内)を変更することができます。
設定ファイルを USBメモリに入れGOTEKを起動すると設定がメモリに保存され、次回以降に有効になります。
設定ファイルではディスクの自動挿入までの秒数などの変更が可能で、サンプルが”examples”フォルダに入っています。
設定項目(一部)
ejected-on-startup = no 起動時にファイルを未挿入状態にする(yes/no)
image-on-startup = last 起動時に選択されるファイル(last:前回のファイル、など)
autoselect-file-secs = 2 自動でディスクを挿入状態にするまでの秒数(0:なし、1~255)
autoselect-folder-secs = 2 自動でフォルダを選択するまでの秒数(0:なし、1~255)
twobutton-action = zero 左右ボタン同時押し(zero:最初のファイル、eject:挿入・取出し)
step-volume = 20 圧電サウンダのボリューム設定(0~20)
5.その他
・ファイルはファイル名順ではなく(FAT?)登録順
・フォルダを使用可能
<参考>
・FlashFloppy Wiki https://github.com/keirf/FlashFloppy/wiki
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