X68000 ACE/ACE-HD の クロックアップ
X68000 の改造と言えば クロックアップが定番らしいです。
「バックアップ活用テクニック」の記事を見ると部品さえ入手できれば改造自体は簡単そう。
問題が起きた場合は クロックを下げる。
・バックアップ活用テクニック 総集編 ConTenDo, Amazon Kindle
クロック
・クリスタルオシレータ 66MHz 動作クロック:66/4=16.5MHz
・クリスタルオシレータ 4.9152MHz 下基板SCC用
手順
記事の通りなのだけど ACEの改造法は”「ACE」用モジュール部”の図が無いので戸惑う。
どうも「バックアップ活用テクニック Part 25」に掲載されたときの図を元ネタにしているようなので“総集編”の内容だけで判らない場合は”Part 25”も必要。
所有機の ACE-HD では 下基板 SCC 近辺のは ”FB201”はなく”FB1”が該当してました。FBはカットせずに基板から引っこ抜いてハンダ付け。
クリスタルオシレータ、74AS153はホットボンドで固定。(左:メイン、右:下基板)
※問題あった場合に備えてクリスタルオシレータは交換できるようにしておいたほうが良いかも
切り替えはスライドスイッチを細く削って上のスリットにホットボンドで取付
確認
起動しただけでは動作クロックがよくわからないのでシステム情報を表示してくれるソフトで確認
・cpupower.r X68000 LIBRARY http://retropc.net/x68000/
(“ソフトウェアライブラリ” –> “マシンの情報の表示(システム構成、ベンチマークなど)”)
バッ活によるとクロックアップ後はメモリの転送テストで動作確認するようです。
・CHKRAM Neptune Evolution http://www2j.biglobe.ne.jp/~iritani/neptune/index.html
(メニューの”ソフトウェアライブラリ”)
ホントは発熱でメモリが化けるかもしれないので一晩以上テストは行わないとダメらしいです。
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