レトロPCで使うモニター(cocopar 13.3)

 レトロPC用に「cocopar 13.3インチIPS全視野モニター」を購入。昨年からちらほら情報があったのは知っていたのですが「LCD-8000V」などあるので見送っていましたが 、8000Vは8インチで少し小さいので13.3インチ(4:3だと11インチ程度?")ならあっても良いかなと。
 Amazon
 「cocopar®13.3インチIPS全視野モニター1920*1080 LED(16:9)HDMI PS3/PS4/xbox360/Raspberry Pi対応 ゲーム高解像度ビデオモニタディスプレイ1080P/1080iを支持 スピーカ内蔵HDMI/VGA/イヤホン アウトプット PCモニター (13.3インチ)

 やはり気になるのはファームウェアが”ParaV007”でないと画像比を”4:3”に変更できないと言う話ですが、実際に”ParaV007”以外のファームウェアだったと言う情報は見つけられませんでした。
 届いたモニターは検査日?が”2018/05”でファームウェアは”ParaV007”で画像比”4:3”に変更可能でした。
※ファームウェア確認は”MENU”長押し
 cocopar_1 cocopar_2 cocopar_3

所有機での表示
※カッコ内はcocoparの表示解像度
X1 turboZ III、MZ-2500、PC-88VA、PC-8801 FH
  15kHz(1440x240)/24kHz(640x400) の表示可
FM77AV40
 15kHz(1440x240)表示可。24kHzは未確認。
X68000 PRO / Compact XVI
 Human68kの31kHz(1920x540)  表示可
X68000 ACE/HD
 Human68kの31kHzは 信号なし!
 何故か判りませんが ACE だけ電源投入時から画面が出ません。8000Vでは表示されているし2台あるACEが両方表示できないのでACE特有?
 X68000については31kHz/24kHz/15kHz それぞれゲームによって表示できたりできなかったりするので解像度によりけりですね。ACEもゲームによっては表示されます。

 X68000用としてはイマイチです。それ以外のレトロPC用として。ミニファミコンなども使えますし。
 ちなみに LCD-8000Vでは今の所、表示できなかったことはないです。

おまけ
 残念なのがスピーカー内蔵なのですが音声入力がないのでRGB入力時に音声が出せません(HDMI入力時に音声がでます)。FM77AV40 はスピーカーが無いので USB電源の小型スピーカーも購入。
 Amazon
 「iBUFFALO PC用スピーカー USB電源 ブラック BSSP29UBK

 スピーカーの置き場に悩んだのですがモニターの中はスカスカと言うのをどこかで見たのを思い出し、中に入れられるのではと考え実際にモニターの中に仕込みました。本当は入力端子追加できれば良いのでしょうけど。

※分解すると保証があるか判りませんが保証がなくなります。
1.スピーカーの分解
 隙間にマイナスドライバーなど入れて分解していく
 スピーカー本体にハンダ付けされているコードを外す。あとで付け直すので色の位置を忘れないようにする。
 cocopar_4
2.モニターの分解
 裏のネジを全て外すと表側の枠が外れるので電源ランプのコネクタも外す。
 表側から液晶を外す。
 基板、コネクタ類を外す
3.スピーカーの取付
 スピーカーから外したコードをモニター裏のVESA規格のネジ穴などを通す。
 空いているスペースにスピーカーをホットボンドなどで固定。
 スピーカーにコードをハンダ付け。
 スピーカーが液晶にくっつくので薄いゴムシートなどを付けてクッションにする。
 ※もっと小さいスピーカーの方が良いかもしれません。
 ※ネット情報では液晶画面は磁気の影響は受けないとのこと。実際見た感じでは大丈夫です。
 cocopar_5 

コメント