SCSI / SASI エミュレータ の RaSCSI (ベアメタルバージョン)
つい最近(2019年2月)リリースされた「RaSCSI」の”ベアメタルバージョン”が素晴らしいです。
“RaSCSI”自体は2年程前にリリースされ、もちろんその時点で便利な機能が用意されていましたが導入にOS(Raspbian)の知識が多少でも必要だったりで敷居の高さがありました。
ベアメタルバージョンではその敷居を取り除き簡単に導入できるようになっています。
導入に必要な情報は全て作者GIMONSさんのページに書かれていますのでご確認ください。
・GIMONS DEVELOPER WORKS http://retropc.net/gimons/index.html
”RaSCSI”で必要なものやRaSCSIについて説明されてます。
“RaSCSI BAREMETAL”にベアメタルバージョンのソフト及び導入方法が説明されてます。
必要なもの
・Raspberry Pi 2 Model B / 3 Model B(B+) / Zero / Zero W(WH)
推奨は”Raspberry Pi 3 Model B”となっていますが安価な Zero(W)で試してみるのも良いかと。
SWITCHSCIENCE、KSY、RSコンポーネンツ、Amazon など
・RaSCSI基板
回路図が公開されていますので自作できるほか、完成基板が同人ハードとして複数種類販売されています。
使用する機種やSCSI/SASIボードとの相性などもあるようです。動作情報が作者の方のページなどにあります。
なお、RaSCSIはX680x0での使用を目的に製作されているとのことなので他機種での使用時には試行錯誤が必要になる場合がありそうです。
所有
・Raspberry Pi 3 Model B ボード&ケースセット Amazon
・Raspberry Pi Zero (Wi-Fiなし)
・Raspberry Pi Zero W (Wi-Fiあり) SWITCHSCIENCE
※SWITCHSCIENCEの”Zero””Zero W”にはピンヘッダが付いていません。付いているのは”Zero WH”です。
・RaSCSI基板(えくしみえむ版Fullバージョン)
えくしみえむさんが公開されている基板を使わせてもらっています。
・えくしみえむ資料館(“RaSCSI基板について”) http://www.katch.ne.jp/~x680x0_mania/
※Zeroはショートしないようにパックのフタに乗せてあります。
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