SCSI / SASI エミュレータ の ArdSCSino を導入

 遅ればせながら ArdSCSinoを導入しました。ArdSCSinoは SCSI接続なら外部電源不要で動作するのが 特に魅力的で興味は持っていましたが、RaSCSIのベアメタルバージョンで事足りてしまっていて なかなか導入には至りませんでした。
 PC本体も増え追加での導入を考えたとき、現時点では ArdSCSinoが最適と考え導入しました。実際、外部電源不要で使用できるのも使い勝手がとっても良い!開発者の方々には感謝です。

 ardscsi

 ArdSCSinoは、たんぼ(TNB製作所)さんが Arduinoで開発され、zatoさんにより ArdSCSino-stm32 として STM32F103C8T6(Blue Pill)に移植されてます。
 BlueSCSIは 海外の方が ArdSCSinoを MacintoshやAmigaに最適化や機能拡張したもので ハード的には ArdSCSino-stm32 と同じようです。最近 BlueSCSI V2と言うのが作成されていて そちらは Raspberry Pi Pico を使った ハード的にも新しいもののようです。

TNB製作所(twitter)        http://tnb216.html.xdomain.jp/

ArdSCSino-stm32(twitter)     https://github.com/ztto/ArdSCSino-stm32

現時点(2022/09/10のソース)でArdSCSino-stm32が 対応済みとされている 主な機種は、
 ・X68000/X68030 の SCSI / SASI
 ・X1 turbo の SASI
 ・PC-9801/9821 の SCSI
のようです。

その他、以下の機種に対応した Blue Pill用のファームウェアも開発されてますので 書き換えれば使用可能なようです。

・Macintosh、Amiga 等
 ・BlueSCSI       https://github.com/erichelgeson/BlueSCSI
   Macintosh
   Amiga
   等

・PC-9801 SASI
 ・ArdSCSino_98SASI   yukkurizのメモ帳
 (”プログラム置き場” –> ”ArdScsino_98SASI")

<関連>
X68000 / X68030 で ArdSCSino を使う
PC-9801 / 9821 で ArdSCSino を使う





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