SX-WINDOW を使う(音源ドライバの常駐・解除)

SX-WINDOW を使う(インストール編)
SX-WINDOW を使う(基本操作編)
SX-WINDOW を使う(Command.x起動にする)
SX-WINDOW を使う(基本ツール)
SX-WINDOW を使う(メガディスプレイ)
SX-WINDOW を使う(便利ツール)
・SX-WINDOW を使う(音源ドライバの常駐・解除)
SX-WINDOW を使う(バッチ処理)

 通常 SX-WINDOW起動後にCommand.Xで動作する常駐ドライバの常駐・解除はSX-WINDOW上ではやらないほうが良いようです。特に常駐解除は いわゆるフリーズするようです。
 とは言え いちいちSX-WINDOWを抜ける(終了する)のは面倒なのでSX-WINDOW上でもドライバの常駐・解除できる環境を構築します。

使用ツール
dos_hook.x/dos_exec.x(DOS_HOOK.LZH)  SX-WINDOW上で常駐ソフトの常駐・解除を可能にする
sxecho.x(SXECHO6B.LZH)         コマンド入力用
console.x(SXCON005.LZH)         コマンド結果表示用
※dos_hook.x は内部で SX-WINDOW(sxwin.x)を起動するのですが 困ったことに”-G”オプション(解像度設定)が付いているので メガディスプレイ(SAdjust)の設定が反映されなくなってしまいます。なので”-G”オプションを消した(バイナリエディタで空白にしただけ)モノを使用してます。

1.SX_WINDOWの起動変更
※command.x上で作業した場合
(1)各ソフトを任意のフォルダに入れる
 例:\sxbin フォルダに入れる
(2)SHELLフォルダにある SXWIN.Xのコピー(SXWDB.X)を作成
 cd \shell
 copy SXWIN.X SXWDB.X
(3)AUTOEXEC.BATの変更
 ・PATH にツールを入れたフォルダを設定する
 ・SX-WINDOWの起動を以下のようにする
  FSX.X
  DOS_HOOK.X
  FSX.X -r
  d1
  ※メガディスプレイ環境の場合は改造版 dos_hook.xを使用する
(4)リセットすると SX-WINDOWが起動する

2.音源ドライバの常駐・解除
※各音源ドライバ(zmusic.x, mxdrv.x, rcd.x, pcm8 etc)等は予めPATHの通ったフォルダに入れておく
(1)console.x を起動する
(2)sxecho.x を起動する
(3)sxechoのウィンドウの thru にチェックを入れる
(4)sxechoのウィンドウ内で一度改行(Enter)するか !を入力
(5)以下のように入力し音源ドライバ(例:zmusic.x)を常駐する
 !dos_exec zmusic.x
(6)consoleのウィンドウに常駐結果のメッセージが表示される
 d2
(7)音楽プレイヤー(sxzc.r等)で音楽再生できる
(8)音楽プレイヤーを終了する
※ドライバの常駐解除前に音楽プレイヤーを終了させないとエラーとなり使えなくなるようです
(9)sxechoで音源ドライバの常駐を解除する
 !dos_exec zmusic -r
(10)cosoleのウィンドウに常駐解除のメッセージが表示される
 d3
同様に必要な音源ドライバを常駐・解除させてSX-WINDOWを抜けることなく音源の異なる音楽再生ができる。

 この環境ができると Command.x系のツール等が色々使えて幅が広がりそうです。例えば SX-WINDOWのプレイヤーでは対応していない音源ドライバでも 画面を専有しないプレイヤーならBGMとして使用できたりとか・・

ツール入手先
Google Drive           SXTOOLS


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