SX-WINDOW を使う(メガディスプレイ)
・SX-WINDOW を使う(基本操作編)
・SX-WINDOW を使う(Command.x起動にする)
・SX-WINDOW を使う(基本ツール)
・SX-WINDOW を使う(メガディスプレイ)
・SX-WINDOW を使う(便利ツール)
・SX-WINDOW を使う(音源ドライバの常駐・解除)
・SX-WINDOW を使う(バッチ処理)
メガディスプレイとは 画面表示用のOSC(オシレータ)を高クロックのモノに交換して(当時で言う)高解像度表示しようと言うもので SX-WINDOW環境では 高解像度=画面が広く使い勝手が良い と言う認識です。
ここでは 通常 768x512 までしか表示できないのを 1024x768表示にします。
※OSC交換については「X680x0 メガディスプレイ (ドットクロック オシレータ交換)」参照
なんと! cocopar 13.3 なら標準OSC(69MHz)でも1024x768を使用可能!?(項目2参照)
参考:「レトロPCで使うモニター(cocopar 13.3)」
※いろいろ試していると表示されない画面モードがあると思いますので自動起動(AUTOEXEC.BATでの起動等)ではなく コマンドを入力してSX-WINDOWを起動したほうが良いと思います。
参考:「SX-WINDOW を使う(Command.x起動にする)」
1.起動オプションによる画面モードの設定
SX-WINDOWは起動時のオプション”-G”で画面モードを指定できます。
IOCSコールのCRTMODに設定する数値を使用するということで 数値は色々指定できますがよく把握できてないので省略。なお、標準値は16のようなので画面モードがおかしくなったら試してみてください。
sxwin.x -G16
2.レジスタ直接設定による画面モードの設定
※レジスタに設定する数値は CRTC operaterと言うツールを使うと探しやすいです。
(「X680x0 メガディスプレイ (ドットクロック オシレータ交換)」参照)
※ここで紹介している設定値は MDT152X と cocopar 13.3でのみ確認しています。その他の環境での動作は不明です。また、使用前にツール(SAdjust)のドキュメントはしっかり読んだほうが良いでしょう。
・”画面モードの設定”の確認
(1)画面左上の本体アイコンで右クリックメニューからコントロールパネルを開く
(2)画面モードアイコンをクリック
(3)実画面モードと65,536色モードをチェック
※実画面モード:1024x1024が使えるモード。モニタに表示しきれない部分はスクロールして表示される。
・”SAdjust.r”の登録
標準のAdustからSAdjustに変更します。詳細はSAdjustのドキュメント参照。
SAdjust.r(SADJST0C.LZH) 画面モード用レジスタを直接設定できる
(1)スタートアップメンテを開く
(2)”adjust.?”アイコンを開き”ファイル名”枠内の”adjust.?”を消す
(3)”SAdust.r”アイコンを”ファイル名”枠に ドラッグ・アンド・ドロップ(D&D)する
(4)オプションを以下のとおり入力し[設定]
・OSC無改造の場合:この設定はcocopar 13.3モニタで表示できています。MDT152Xでも表示できますが 範囲外のメッセージが出ているので実質使用不可。
-C$01,$16,$9B,$09,$11,$91,$03,$37,$05,$28,$03,$28,$1B,$FF,$28,$15
・OSCを100MHzに交換した場合:MDT152X、cocopar 13.3モニタで表示可能。
-C$01,$17,$91,$05,$0A,$8A,$03,$0F,$01,$0D,$03,$0D,$1B,$FF,$28,$15
※”-S1”オプションは画面スクロールを”しない”設定です。1024x768なら動かないほうが快適・・・
・画面スクロール設定の変更
メニューメンテで”画面スクロール~”の実行ファイルも SAdjust.rに変更します。
※スタートアップの設定内容はSX-WINDOWの終了時に保存される。
※スタートアップメンテ等については「SX-WINDOW を使う(基本ツール)」参照。
なお、SAdjustに変更した後は SXWIN起動時の”-G”オプションを使わないほうが良さそうです。
ツール入手先
・Google Drive SXTOOLS
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